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中古パソコン関連リンク集:文責・jisyou
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2007年11月30日金曜日

gOS完全日本語化への道〜Themeの日本語化

gOSで使われているEnlightenmentは、コンパイルされたThemeファイルによって、その見た目が決定される。つまり、Themeを日本語化しようと思ったら、デコンパイルして設定したのち、またコンパイルすればいいのだ。

1.Themeファイルをコピーしてデコンパイルする

デフォルトのThemeファイルは、/usr/share/enlightenment/data/themes/に入っている、default.edj。まずこれをホームにコピーする。

cp /usr/share/enlightenment/data/themes/default.edj ~

default.edjをデコンパイルする。

edje_decc default.edj

大量の画像ファイル(.png)、設定ファイル(.edc)、フォント(.ttf)とコンパイル用シェルスクリプト(build.sh)が展開される。

2.フォントをコピーし、設定ファイルを編集する

Themeで使われるフォントは、他のファイルと一緒にThemeファイル内に入れる必要がある。今回はIPAモナーUIゴシックを使うことにする。本来はボールド体のある書体の方が見栄えがいいのだが・・・

cp /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipagui-mona.ttf ~/default/fonts

設定ファイルmain.edcを編集し、フォントを認識させる。

cd ~/default
gedit main.edc

13行目、fonts{}の中にフォント名を追加する。

fonts {
font: "fonts/arial.ttf" "Edje-Arial";
font: "fonts/arialbd.ttf" "Edje-Arial-Bold";
font: "fonts/ariali.ttf" "Edje-Arial-Italic";
font: "fonts/ipagui-mona.ttf" "IPA-Mona-UI-Gothic";
}

次にテキストスタイルを定義するため、bitsディレクトリにあるtextblock_styles.edcを編集する。

gedit ~/default/bits/textblock_styles.edc

Edje-Arial-Bold、Edje-Arial-Mono、Edje-Arialのフォント名を全てIPA-Mona-UI-Gothicに置き換える。置換を使えばすぐできる。

style {
name: "about_this_theme";
base: "font=IPA-Mona-UI-Gothic font_size=11 color=#000000 wrap=word";

tag: "br" "\n";
tag: "bold" "+ font=IPA-Mona-UI-Gothic";
tag: "mono" "+ font=IPA-Mona-UI-Gothic";
tag: "center" "+ align=middle";
tag: "square" "+ font=IPA-Mona-UI-Gothic backing=on";
tag: "subliminal" "+ color=#f0f0f0";
tag: "red" "+ color=#cc0000";
tag: "underline" "+ underline=on underline_color=#000000";
}

上記以外の箇所も全てだ。

3.コンパイルし、Themeを適応させる。

シェルスクリプトを実行すればコンパイルできる、はずなのだが、なぜかエラーが出るので設定ファイルをbitsディレクトリにコピーする。

cd ~/default
sh build.sh
edje_cc: Warning. Cannot open file 'bits/border_default.edc'
↑ここでエラー

cp *.edc bits
sh build.sh

defaultディレクトリ内にコンパイルされたThemeファイル(default.edj)ができているので、ユーザーテーマのディレクトリにコピーする。

cp default.edj ~/.e/e/themes/default-ja.edj

デスクトップを左クリック→設定→テーマで、テーマの選択画面を出す。ユーザーのチェックボックスを選択すると、先ほどのThemeが表示されるので選択、適用を押す。
これでウインドーの枠やポップアップダイアログも日本語化される。

なんか久しぶりにハックっぽいことをした気がする。やっぱパソコンは楽しいね。

5 コメント:

salem さんのコメント...

すばらしい。これで完全日本語化で使えますね。
Edge-Arial-Bold、Edge-Arial-Mono、Edge-ArialはEdge→Edjeですね。

jisyou さんのコメント...

あ、ほんとですね。エッジじゃなかったようです。修正しておきました。

ボールドのある日本語書体があればもっと見た目がよくなるんですけど、フリーではないですね。
こだわりだすと1から全部作っちゃいそうなのでほどほどにしています(笑)。

u-bon さんのコメント...

jisyouさん、こんばんわ。
凄いですね!おかげさまで完全に日本語化が可能になります。感謝です!!

kyo さんのコメント...

u-bonさんのHPでよく落書きしている、
kyoと申します。
私もM+フォントを使って、
完全日本語化やってみました。
じすゆうさんのおかげで、
スムーズに日本語表示ができました。
本当にありがとうございます。

同じEnlightenment環境を使っている、
OpenGEUの日本語化も、
この方法でできるのではないかと、
ひそかに画策中です。

jisyou さんのコメント...

>u-bonさん
お役に立ててうれしいです。
2.0からはファイル名が変わっちゃったんですけどね。

>kyoさん
基本的にttfであればどんなフォントでも使えます。
ただすべての文字が揃っている日本語フォントとなると少ないんですけどね。

同じEnlightenmentのEliveはこの方法で日本語化できましたので、他のディストリビューションでもいけると思います。
がんばってみてください。